前回は「制作会社や広告代理店などにデザイン費用の料金表がない理由」について解説しました。
デザインによって作業量や必要なスキル・経験、デザインがもたらす価値、デザインの数量や使用する媒体などが異なるので、一概に料金表を示すのが難しいというのが前回のお話になります。
お店や会社などのデザインは多くの人が目にして、記憶に残る大切なものなので、限られた予算内で希望するデザインを制作してもらいたいもの。
では、その希望するデザインはどうやったら制作することができるのでしょうか?
今回は、「あなたが求めるデザインを制作してくれるデザイナーの選び方」について詳しく解説していきます。
制作会社や広告代理店によって、得意なジャンルが異なります。
例えば歌手と言ってもアイドルや演歌などがあるように、デザインにも和風デザインなのか、カフェや美容室に似合う洋風デザインなのかが異なります。
さらに和風や洋風を突き詰めればデザインの雰囲気なども異なるので、あなたがイメージするデザインが得意なデザイナーを探すことが、希望するデザインを制作する第一歩です。
- 希望するデザインが得意な制作会社を探す
- デザインのイメージを明確に伝える
- デザインに盛り込みたい情報を伝える
- 調整・入稿
デザインを依頼するときの流れは、おおまかに上記のようになります。
希望するデザインを制作してくれる制作会社を決めてから、実際に依頼するまでには、「デザインのイメージを明確に伝える」「デザインに盛り込みたい情報を伝える」この2つが大切です。
①デザインのイメージを明確に伝える
限られた予算内で希望するデザインを制作してくれる制作会社を選んだら、不要な費用がかからないように、依頼の時点で伝えられる情報をしっかり伝えることが大切です。
- どのようなデザインを
- 誰に向けて
- 何に使用したいのか
この3つを伝えておくことで、デザインのおおまかなイメージを固めることができます。
特にロゴデザインに関しては、デザイン制作会社や広告代理店、フリーランスや個人事務所などでは、事前に「ヒアリングシート」を用意している場合があるので、その際は必要な情報をしっかり記入するようにしましょう。
②デザインに盛り込みたい情報を伝える
名刺やロゴ、フライヤー、チラシ、ポスターなど、一言にデザインと言っても様々です。
デザインによって盛り込みたい情報があれば、依頼の時点で伝えておくことで、
デザインが完成した後に大幅な修正を防ぐことができるので、追加料金がかかりません。
例えば名刺の場合、仕上がりサイズ、会社名や名前・役職の他に、
電話番号や会社ホームページなどの情報をデザインに盛り込みたい場合は、事前に伝えておくようにしましょう。
デザイン制作会社・広告代理店などは、基本的にデザイン制作費用の料金表がありません。
詳しい制作費用を知るためには、
このようなデザインを希望しているという内容で見積もりを作成してもらう必要があります。
限られた予算内でデザインを制作するためには、デザイナーの選び方が大切です。
デザインによって、そのデザインが得意な制作会社が異なるので、
希望するデザインの雰囲気に合った制作会社を選ぶことが大切です。
そして制作会社に依頼する場合は、
デザインのイメージやターゲット、使用する媒体などを伝えると同時に、
どのような情報を盛り込みたいのかも伝えるようにしましょう。
京都のデザイン事務所「チバデザイン」では、ロゴや名刺・店舗の看板・ポスター・ウェブデザインなど幅広いデザイン制作を承っております。
デザイン制作に悩んだら、些細なことでも結構ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。