ここ最近では、無料の名刺テンプレートや作成ツール、アプリなどが用意されるようになり、誰でも名刺を簡単にデザインできるようになりました。
しかしプロのデザイナーがデザインするものと比べると、お世辞にもおしゃれではないしかっこいいとは言えない。
簡単にデザインできるように見える名刺ですが、実は名刺こそ基礎的なデザインのスキルが問われます。
そこで今回は、独立や開業時に必要な名刺をプロのデザイン事務所やフリーランスのデザイナーに依頼せずに、自分でおしゃれな名刺をデザインするときに【プロが教えるデザインの3つのコツ】をご紹介いたします。
- 文字組のレイアウトの美しさを意識する
- 文字の大きさやフォント選びを慎重に行う
- 細部まで微調整を欠かさない
名刺は文字組のレイアウトの美しさでデザインが成り立っていると言っても過言ではありません。文字の余白、文字サイズの強弱、情報のまとめ方などあらゆる要素が絡み合って、かっこいいおしゃれな名刺が完成します。
また、フォント選びは、名刺のデザインを大きく決める要素となります。名刺デザインの主役と呼べる文字(フォント)は、質の悪いフォントを使用すると一気におしゃれから遠ざかってしまいます。
有料だけでなく、無料のフォントでもおしゃれでかっこいいものがたくさんあるので、よく調べて使用してみてください。その際はくれぐれも著作権など、法に触れないようよく調べた上で十分慎重にご使用ください。
最後に、自分作で名刺をデザインする時は微調整を欠かさないことも重要です。フォントサイズ、位置、余白など、様々な要素を微調整するたびに名刺のデザインは磨きがかかっておしゃれに仕上がります。
もし自分でデザインをする際は、下図の注意点を意識しながら作成いただければ、美しいレイアウトに近づけるかと思います。
ここまで、プロのデザイン事務所やフリーランスのデザイナーに依頼せずに、自分でおしゃれな名刺をデザインするときに【プロが教えるデザインの3つのコツ】について解説いたしました。
「シンプルでかっこいい名刺のデザインが思いつかない」「もっとシンプルでおしゃれな名刺を作りたい」と感じている方は、今回ご紹介した3つのコツで、少し理想の名刺に近づけるのではないでしょうか。
特にビジネスシーンで使用される名刺は、会社の顔となります。様々な人の目に触れる機会があり、直接会わなくてもその名刺である程度どんな人物か判断されることもあります。その際、デザインが良くない名刺ですと、それだけでだいぶ印象が悪くなります。
この記事から、「名刺って本当に重要なんだ!」とより一層感じられ、さらに独立や開業をお考えの方は、京都のデザイン事務所「チバデザイン」へ是非ご相談くださいませ。

オシャレでかっこいい名刺を作るには、まず信頼できるデザイナーを探すことから始まります。そんなデザイナーを探すには、過去記事「デザイナーへの頼み方(1)」参照。