前回は、店舗や会社のロゴ制作を依頼するときに、まずは「ロゴ制作をデザイン会社に依頼した方がいい理由」ということを詳しくお話しいたしました。
デザイン会社にロゴ制作を依頼する時は、ただ「ロゴ制作をお願いしたい」と伝えるだけでは理想のロゴを作ることができません。
- ロゴを制作する会社やイベントなどのターゲット層やコンセプトを決める
- 制作するロゴのコンセプトを決める
- 制作するロゴの色やフォントを決める
この3つが、理想のロゴを制作するためのコツとなります。
3つを先にデザイン会社に伝えてロゴ制作を依頼することで、一生モノのロゴをスムーズに依頼することができます。
しかしロゴ制作では、コツの他にも気をつけるべき注意点が3つあります。
ここからは、ロゴ制作を依頼する時のコツと注意点について解説していきます。
CONTENTS
(3)ロゴ制作を依頼する時のコツと注意点
①様々なシーンで利用されることを意識する
ロゴ制作を依頼する時の注意点は、ロゴのイメージだけが一人歩きしないようにすることです。
制作を依頼したロゴは、企業やお店、イベントなどの「顔」として、様々なシーンで多くの人が目にします。
自分が知らないメディアやWEBなどで取り上げられ、ロゴが使用されることもあるでしょう。
まさしく「シンボル」となるロゴが、あらゆるシーン・媒体で使用されることを想定してロゴ制作を依頼することが大切です。
例えば、カラーの状態のロゴだけをイメージするのではなく、モノクロ印刷しても変わらないロゴイメージを保てるデザインであること。
サイズを拡大・縮小してもロゴがちゃんと認識できるようなデザインのロゴであることなど。
会社やお店、イベントなどのイメージを背負い、様々なシーンや媒体で利用されることを想定して依頼するロゴのイメージを膨らませてみましょう。
②流行にとらわれないデザインをイメージする
まさしく一生モノとなるロゴは、ロゴを制作してから10年・20年と長く使用します。
時代に合わせてロゴをリニューアルする企業などもありますが、新しいロゴイメージを多くの人に認めてもらうことはとても大変なことです。
③著作権や商標権に注意する
様々なシーンでロゴが使用されることや、時代に左右されないロゴをイメージできたら、最後にイメージしたロゴが既存のロゴに似ていないか注意します。
著作権は、ロゴの他にイラストやモチーフ・文章や音楽などの著作物を制作した人が持つ権利のこと。
商標権は、登録した商標(ロゴなどのトレードマークとなるもの)を、日本国内で独占的に使用することができる権利のこと。
この2つの権利は、既存のロゴなどにすでに存在している権利などで、権利を侵害しないオリジナルのロゴを考える必要があります。
【最後に】ロゴ制作は「チバデザイン」にお任せください!
ロゴ制作の費用相場は、日本グラフィックデザイナー協会の「制作料金概念規定」で定められており、この要素を参考に多くのデザイナーはロゴ制作の費用を算出しています。
制作料金=a作業・質的指数+b作業+a作業・質的指数・量的指数+支出経費の5つの要素で費用を算出します。
そのため、ロゴデザインの費用はデザイナーと依頼者で相談して決めることになります。
ロゴ制作はWEBなどのクラウドソーシングサービスの他に、デザイン会社に直接依頼することができます。
クラウドソーシングサービスは明確に金額を提示されている場合がほとんどですが、希望するロゴイメージのヒアリングが不十分なまま、ロゴを制作することになってしまうことが多いのであまりおすすめしません。
ロゴ制作は豊富な経験とスキルを持ち、しっかりと聞き取りをしてくれるデザイン会社に依頼するようにすれば、
一生モノのロゴを作ることができます。
チバデザインは、京都でロゴ制作など様々なデザインの制作を行うデザイン事務所です。
カメラマンやらライター、ウェブデザイナーなど、優秀な社外ブレーンと連携することにより、デザイン案件の内容によって発生する依頼の手間がなくなり、制作以外の無駄な労力や費用を軽減し、ほとんどのデザイン案件を一本化することができます。
さらに、デザイン案件の窓口を一本化することで、意思疎通の問題や伝達ミス、時間のロスなど様々なトラブルを最小化することもできます。
この記事を読んでくれた方は、ロゴだけではなくデザインの重要性を少しでも感じていただけたかと思います。
世の中に絶対に必要なデザインでお困りの方は、些細なことでも結構ですので、ぜひチバデザインまでお気軽にご相談くださいませ。

ロゴもそうですが、どのデザインも大方このような方法で進行していきます。もっと詳しくは知りたい方は、過去記事「デザイン制作の進め方(1)」、「デザイン制作の進め方(2)」参照。