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文章が持つ力 ~書評家の指南書を読んで〜(2)
◎読み手をイメージすることで文章を書く力を強くする

在宅ワークに限らず、文章で相手に伝えるということは、
小手先で表現するのではなく自分が体験したことや、
直に感じた情報を確実に「伝える」「伝わりやすい」文章作りが大切だと私は思います。

文章では「つかみ」と全体を「まとめる」テクニック、
正しい日本語の基本である「てにをは」や「テンとマル」を十分に理解した文書構成が重要になってきます。

本書では、前半に文章を書くうえでの態度や取り組み方、
後半に正しい日本語を含めた具体的な方法論を示しています。

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『イメージがはっきりとありさえすれば、それは文章の力となり、
「伝える」ことの後押しになります。なぜならイメージを支えているものはか「書き手自身だからです。」』

『大切なのは「イメージがあっていたか否か」ではなく、
「そのイメージが、以下に強い力となった文章を後押ししているか」』

本書で著者はこのように述べていて、
「性別」「年齢」「立場」の3点を意識して特定することが大切と示しています。

読み手をイメージすることで、
読み手が何を求めているかを捉えることができるからです。
読み手が誰なのかイメージすることで、
その読み手がどのような情報を求めているのかをイメージすることができるので、
より濃く説得力のある文章を書くことができるようになるのではないでしょうか?

◎引用が読み手の要求に応える

『読者の視点に立った場合、引用を用いた方が具体的であり、短時間での情報収集に効果的、
そして一部を抜き出すことにより、結果的には全体への関心を高めることになる』

読み手をイメージして読み手が何を求めているのかがわかれば、
あとは読み手が求めている情報を伝えることです。
この読み手が求めている情報では、
読み手の欲求を満たすために一番良い方法として「引用」することを示しています。

引用を多用することはよくありませんが、
一部引用することでより説得力のあるオリジナルの言葉を読み手に伝えることができます。

◎文章が書けない時は書きたいことを書き出してみる

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文章が苦手という方は、そもそも文章が書けないという悩みを抱えています。

『書きたいことの断片を書き出していけば、
あとはそれらをつないでいけばいいだけだということがわかる』

本書では、このように書けない場合の対処法についても示しています。

この3点を頭にいれて文章を書くようにすることで簡単なコツを掴むことができ、
より端的に且つ誤解を招かない、確実に伝える文章力を身につけることができると感じました。
インターネットが発達した現代では、スマートフォンやパソコンで通販サイトやグルメサイトのレビューを参考に購入したり、
お店を訪れる人が非常に多く、文章が重要な役割を担っています。

1)「誰」に対しての文章なのか
2)その「誰」かが満足する情報として「引用」することでオリジナルの情報を加える
3)文章が書けないなら書きたいことを書き出して繋げていく


この3つの順番とポイント・コツを覚えておくと、
在宅ワークで文章を書くことや、クライアントと文章でやりとりをする時にも役立つのではないのでしょうか?